............... ...... ............ ............ .....Japan Parking Engineering Corporation

ごあいさつ


  私はT・H・T(ティ・エイチ・ティ)というグループを統括している当研究会代表取締役の
 石崎憲介でございます。
  当グループは教育、医療、建設といった分野で高い専門性を持つ会社をたばねると共に、
 各社の専門性を最大限に引き出すよう、運営に努めております。
  そして、各社の持つ、ユニークな専門性を発揮しながら日本の「くにづくり」に貢献してい
 くという、高い社是を掲げ、日々、奮闘努力しているところであります。

 前身の日本駐車場工学研究会は駐車場の分野でその存在を発揮してきたまさに当グループ
の社是にふさわしい実績を持った法人です。
 このため、当グループではこの法人をグループの一員に加え、より広い業務展開ができる
 よう、前身の事業承継を受け、株式会社への組織替えを行いました。
 
 何卒、前身の日本駐車場工学研究会同様、株式組織についてもご懇意頂き変わらぬご支援
 をたまわるようお願い申し上げます。 

なお、以下に前身の設立経緯を記し、ご挨拶にかえさせていただきます。
      
                            代表取締役  石崎憲介 


  駐車場の基本法である駐車場法は日本のモータリゼーションが始まる昭和30年代始めに公布されました。
 そのわずか3年の後に発足したのが前身の日本駐車場工学研究会です。
当時は東京オリンピック開催に向け、駐車場の整備が急務とされ、自動車交通のの円滑化、都市の活性化は社会のニーズともなっておりました。
  一方、当時駐車場整備に対する陳情や国会議員からの要請も数多くありました。そこで、当時の建設証のトップである中村梅吉建設省大臣にその重要性を披歴すると共に、研究会設立趣意書をもって県知事、市長など各自治体の首長等の賛同を得たことから、前身の研究会設立の運びとなった次第であります。
  以後、私はひたすら駐車場行政・技術・法制等の分野に携わり、交通政策、道路政策などの立案にも参画し、今日に至ったところであります。
 この間の自動車の普及はめざましいものがあり、当研究会ではそれを受け入れる駐車施設、なかでも路外駐車場と言われる目的地の時間貸し駐車場の整備のあり方や技術規準を学識経験者や行政、実務担当者を交え研究してまいりました。
それと同時に、右肩上がりの駐車需要をカバーする整備施策の立案と共に、具体的な器作りにも貢献してまいりました。結果、全国の都市計画駐車場の約40%近くを全国各地の中心市街地に整備させていただき、交通緩和の寄与にいくばくかの貢献を果たしてきたのではないかと自負しております。
 今日、自動車の駆動は内燃機関から電気モーターなどへ大きく変わろうとしており、駐車施設側もこれらの変化を見据えた措置を講じていく必要があろうかと思います。
私どもの使命は変革を続ける人の移動装置である自動車を受け入れる駐車空間の研究です。
今後とも、この研究に取り組んでまいる所存ですので、皆様のご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。